<   2008年 06月 ( 4 )   > この月の画像一覧
ぶどうの丘周辺にて
みなさま、こんにちは!
暑さも増すこの頃、いかがお過ごしでしょうか?

来る勝沼での展示に向けて、勝沼、甲府のお店や施設などにチラシを配らせていただきました。多くの場所で快くチラシを置かせてくださり、とても有り難く感じております。

勝沼周辺をぐるりぐるりと回り、広がるぶどう畑やいたるところにある果樹園・ワイナリーの景色の穏やかさや美しさ、この風土に生きる人々の優しさをひしひしと感じました。勝沼の景色を眺めると自然と心が安らいでいくようです。
いくつかのワイナリーさんをまわったのですが、どこのワイナリーさんも自分のワインに誇りを持っていて、とても豊かに愉しくワインの魅力を人に伝えていて、たいへん感心してしまいました。そしてどこもオシャレです!さすがワイナリー激戦区、お互いに良い刺激を与えあっているのですね。ワイナリー巡りは、お勧めです。

もちろん、会場である「甲州市勝沼ぶどうの丘」は勝沼ワインの総合局なので、ほとんどの勝沼ワインが揃い、たくさんの中から選ぶことができます。
またぶどうの丘には地下には「ワイン・カーブ」があり、そこで甲州市推奨の170銘柄のワインを、1100円で試飲し放題することが出来ます。お気に入りのワインをじっくり見つけてはいかがでしょうか。

というわけで、なかなか見所の多い勝沼です。
大地窯展の「人と土」はもちろん、周辺施設もいっしょにまわられると、楽しいと思いますよ〜。

写真は鉄釉薬のお椀です。
銀色のマットな釉薬は男性的であり、品があります。
また、釉薬の"鉄"は大地窯の付近で採取したものなんですよ。

by sai

c0150665_19511644.jpg
c0150665_19514061.jpg
[PR]
by oochigama | 2008-06-28 22:45 | 展覧会に向けて
大地窯 展示会のお知らせ!
夏の到来とともに葡萄や桃の実が熟してくる頃、山梨県甲州市勝沼町にて、大地窯の器とコエチ光彦の写真の展示会を開催することが決定いたしました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「人と土 展」ー 器 周東来砂・ヴェロニカ / 写真 コエチ光彦 ー

日程:2008年7月11日(金)〜7月13日(日)
時間:10:00〜17:00
会場:甲州市勝沼 ぶどうの丘 美術館1階
  http://www.budounooka.com/index.php

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■展示会の内容

今回の「人と土」展は、山梨県上野原市にある、”大地窯(おおちがま)”をいとなむ、スイス人陶芸家の周東来砂(シュトラッサー)・ヴェロニカの花器やお椀などの器と、写真家のコエチ光彦の、器にまつわる写真の展示いたします。

周東来砂・ヴェロニカの器は、工房付近の土と、北杜市白州町の岩石を用い、
丹念に成形された後、登り窯を用い、薪の炎でじっくりと焼成されて作られます。
土と、炎などのあらゆる自然のエネルギーが結晶となり生まれた器たちと、
その器が作られていく過程や、器の内面に迫るコエチ光彦の写真を、
多くの方に見ていただけたら幸いです。

そして今回、山梨の大地から生まれた器を、幸いにもふるさとの山梨の地で展示できる機会に恵まれました。
会場は、甲州市勝沼町のシンボル的施設と言っても過言ではない、「甲州市勝沼 ぶどうの丘」です。
この機会を活かし、器の源である山梨の土や自然の魅力をお伝えできたらと思っています。

尚、展示会についてのご質問などがございましたら、下記のメールにてご連絡ください。
大地窯メールアドレス: oochigama@excite.co.jp
by sai

c0150665_1959337.jpg


photo:コエチ光彦


[PR]
by oochigama | 2008-06-16 19:59 | 展覧会に向けて
粘土採掘記 in白州
 梅雨の真っ只中、皆さんにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
大地窯ではそんな梅雨の中、奇跡的に天候に恵まれ6月7日の土曜日
に山梨県の白州町のミニグランドキャニオンへ粘土採掘に行ってまいり
ました。ここではその様子を紹介したいと思います。

 6月7日は前日までの雨が嘘のように、晴れ晴れと穏やかな天気でした。
朝9時頃に大月ICに集合し、そこから2時間ほどかけて北杜市白州町に
到着しました。白州町にはミニグランドキャニオンと呼ばれる小さな渓谷が
あります。この渓谷は昭和57年の台風で一夜にして出現したという不思
議な所縁があり、地層からは磁器作りにはかかせないカオリナイトが、豊
富に含まれた粘土が採掘できるのです。

 白州町に入りさらに山道を走りいよいよミニグランドキャニオンに到着し
ました。近くの農道に車を止め、川辺に続く茂みに入っていきました。人が
ほとんど立ち入らないのか、道は背の高い草が生い茂っていました。さらに
ブッシュを掻き分け進んでいくと、パッと目の前が開けました。目に入ってき
たのは、川の向こうに反り立った真っ白な壁でした。これがミニグランドキャ
ニオンの正体でした。この真っ白い渓谷は川下までずっと続いていました。
大地窯のある上野原を流れる桂川岸壁をみると黒くゴツゴツとした溶岩の岩
肌が観察できますが、その普段見慣れた真っ黒い渓谷とはあまりに対照的
だったので、私には印象的で幻想的な景色に見えました。

  対岸に粘土が豊富にあるとうことで、川を渡って移動しようとしましたが、
前日までの雨で川が増水していて、渡るのに一苦労でした。川水はひんや
りして冷たく、流れもそこそこ急でした。が、私は結構楽しんでました。
対岸へ着いて、いざ粘土採掘開始かと思いきや、川岸の綺麗な石採取会が
先んじて開始されました。ここでは石英の結晶などが採取でき、それらはヴェ
ロニカさん宅の窓辺の「ギャラリー桟」へ展示されることになりました。
そして、いよいよ粘土採掘へ取り掛かりました。しかし、ヴェロニカさんが粘土
だと言ったものは、私が想像していた粘土とは程遠いものでした。それは土、
というよりは砂でした。白い岩肌から水が湧いており、その周辺は岩が水で侵
食され粘土質になっていました。よくよくその土を観察すると様々な結晶が含ま
れていました。これらが、釉薬を使わずにあれだけの色彩を生み出す源なのだ
なと、自然の恩恵と神秘に感心しました。粘土はヴェロニカさんの指示で次々と
土嚢に入れられ、それを背負子入れて背負い、来た道を戻りました。関係者以外
の人に見られたら、どこかの行商さんと間違えられたことでしょう。

 帰路の中、トランクで揺れる粘土達・・・
一体どんな形に造られ、どんな色に焼き出来上がるのでしょうか。それはヴェロ
ニカさんのみぞ知るといったところでしょうか。いや、窯に入れた後のことは窯を開
けるまで誰にも分かりません。出来上がりは誰にも分からないのです。それが陶芸
の面白さなのかもしれません。窯入れは9月の予定です。今からワクワクしてしまい
ます。

  最後になりますが、粘土採掘にご参加された皆さん本当にお疲れ様でした。
次は岩石図鑑を片手に参加したいです。
by masa
c0150665_222028.jpg
c0150665_22224896.jpg
c0150665_2224758.jpg
c0150665_22313877.jpg
c0150665_2232556.jpg
c0150665_2234227.jpg
c0150665_2237126.jpg

[PR]
by oochigama | 2008-06-12 21:54 | 展覧会に向けて
36度のフォトグラファー
c0150665_2202657.jpg

こんにちは。大地窯アシスタントのsaiです。
あっという間に梅雨入りとなり、肌寒い日が続いていますね。
アジサイもちらほらと見かけるようになりました。

さて、もう6月に突入いたしました。
昨年の6月といえば、年に一度の大イベント”窯焚き”がありました。
私もつい先日工房へ行ったとき、6月の湿度の匂いが漂ってきて、またこの季節がやってきたなとしみじみ実感したばかりです。

窯焚きの思い出といえばたくさんありますが、
今回は大地窯が日頃からお世話になっている、写真家の越智(こえち)さんの紹介をしようと思います。

越智さんとヴェロニカさんとの出会いは2年ほど前からのようですが、私が越智さんに初めて会ったのは、昨年の窯焚きのすぐ後に、作品を越智さんが撮影しに来たときです。
ヴェロニカさんの家の一部屋をまるまるスタジオにして、
汗だくになりながら何時間も集中して作品を撮り続けていました。
器の表面的な描写だけではなく、その生々しさ、生命力を引き出そうと器に全力で向かっていくようすがとても印象的でした。
その写真は、生きているような器、そして越智さんの全身で対象を見つめる眼差しが感じられます。

昨年の深大寺での展示会でも、越智さんの写真を展示したり、また今度控えている展示会でもまた、ともに展示をする予定です。

本人は、気さくでたいへん優しく、二人の子供たちの良きお父さんでもあります。私も展示会の進め方などについて、いつも助けられています。

このブログの写真でも多くの越智さんの写真を載せているんですよ。
今後の展示会でも、みなさまに器と、写真と、ともに楽しんでいただけたら幸いです。

 
c0150665_22505253.jpg

(写真と詩:越智光彦)
[PR]
by oochigama | 2008-06-02 21:49 | 大地窯とは