カテゴリ:展覧会に向けて( 8 )
展示会閉幕
木々の紅葉も盛りになってきた今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

お陰様をもちまして、「大地窯展ー陶と写真が魅せるー」は盛況のうちに閉幕いたしました。

根津という好立地での展示会ということに加え、LIBREというとても素晴らしいギャラリーで展示を行えたということもあり、沢山の方にご来場、作品を手にとって見ていただけたことにベロニカさんをはじめ、大地窯のスタッフ一同とても喜んでいます。

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会期全日を通してベロニカさんは会場へ足を運んでいましたが、それは作品を見てくれる方と一人でも多く話をして、器のこと、土のこと、それに自然全体のことに興味を持って欲しい、知って欲しいという想いからでした。

その甲斐もあってか、作品を見に来ていただいた方ととても有意義な時間を過ごせ、沢山のお話が出来てとても嬉しく思います、とベロニカさんも言っています。

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それに今回初めて東京の中心部で展示会をしたことで、大地窯の展示会に初めて来て下さった方も沢山いらっしゃって、その方たちにも大地窯や器に興味を持ってもらえたことが、今回の展示会における何よりの成果でした。

そして今回最後にして最大の盛り上がりを見せたのが、急遽企画された笙の演奏会!
会期初日の4日、私shootの友人がその知り合いの方を連れて展示会に来てくださったんですが、その友人の方が器にいたく感銘を受けて、是非演奏会を催したいとの提案をしてくださったのです。

このような経緯で、笙、バイオリン、アコーディオン、声による演奏会が11月9日5時より
30分間開催されました。

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一見すると雅楽器に西洋の楽器という妙な組合わせですが、その演奏は
とても素晴らしく、荘厳な雰囲気を出しながらも、古からの人間の営みを表現するような
どこか懐かしい感じも受けました。

加えて、奏者達が少しずつ動きながら演奏することにより、二階建てのギャラリー全体を使った演出になっていて、まさに器と音楽、奏者と観客が一体となった素晴らしい演奏会でした。

演奏が終わったあと、ベロニカさんはこの演奏を「ガイアの声」と表現しました。
「今の演奏は誰かが演奏したというより、ガイアの声そのものです。現在、世界で様々な環境問題が噴出する中、人はいつこの地球が無くなってしまうか常に心配しています。でも今の演奏を聴いていると、きっとこれからも永く続いていく、そんな気がしました。」と。

最後になりましたが、今回の展示に際してギャラリーを貸してくださったLIBREのNさん、演奏会を開いてくださったバイオリンのSさん、笙のOさん、アコーディオンのGさん、最終日に料理を作ってくださった方々、展示会の宣伝に協力いただいた諸機関の方々、そして展示会に興味を持って来て下さったすべての方々、大地窯を支えて下さっているすべての方々に感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。

by shoot

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by oochigama | 2008-11-10 22:00 | 展覧会に向けて
「器で語ろう」準備開始。
前の記事でお知らせしました「器で語ろう」ですが、ぼつぼつと
準備を始めております。
まずは宣伝コーナーを作ろうと日曜日に阿佐ヶ谷へ行ってまいりました。

なぜ阿佐ヶ谷なのかというと楽療術所は私の大学時代の下宿先でもあり叔母の
家でもあります。今回ご厚意で一日お借りすることができました。
ありがとうございました。

楽療術所は阿佐ヶ谷駅から徒歩5分ほどの住宅街の中にあります。
療術所では棒状のお灸を使った温熱療法(テルミー)を行っています。
写真のように外にはユニークな看板が出ております。
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外装、内装ともに多分に木材を利用していてとても落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
室内は療術所で使うテルミー香線の香りがほんのりとします。

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さて、準備のお話をしますと療術所に着いてコエチさんの写真を部屋に飾ってチラ
シを置かせてもらいました。
そしてプロジェクターの動作確認を行い、簡単な打ち合わせをしてきました。
正味2時間ほどで終わりました。o君お疲れ様でした。

どのような催しになるかどうぞ楽しみに見守っていただければと思います。
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by oochigama | 2008-07-24 21:27 | 展覧会に向けて
「人と土」展を終えて2
みなさまこんにちは。
アシスタントのsaiです。
暑い日が続いていますが、元気にしていらっしゃいますでしょうか。

先日開催した、人と土」展も無事に終えることが出来ました。
お越しいただいた方に心より感謝申し上げます。

さて今回の展示会で私は、最初から最後まで一貫してお手伝いをさせていただきましました。ここまで展示にたずさわったことは初めてでした。
ではそんなsaiなりの展示会後記を綴らせていただきます。

◆広すぎる会場・・?

会場であった「甲州市勝沼ぶどう丘」の美術館は、広さが約20m×20mほどある正方形の部屋でした。はじめて会場を見学した時は、広すぎてどうやって展示したらいいかと頭をかかえてしまいました。
けれども何度か会場に足を運び、展示物や展示備品を考慮していくうちに、少しづつ糸が繋がっていくように展示イメージが沸いてきました。
最終的にはゆったりと展示が出来、広すぎる印象はさほど感じられなくなりとても良かったと思います。

◆足りないものは誰かが補ってくれる

このことはひしひしと感じました。私にはどうにもならないこと、それらは丁度良く誰かが補ってくれました。
例えばmasaさんが提供してくれた音響設備(これは表参道ヒルズと同じ音響だそうです)
また展示をする際に使った麻や木綿の織物、これは母が趣味で集めていた物でした。
宣伝を沢山していただいた小林さん家族、展示会の記事を大きく取り上げていただいた毎日新聞の田上記者・・・
そして忘れてならないのが、粘土の成り立ちを教えていただいたり、山梨の名水を提供してくださった大月短期大学名誉教授の田中収先生・・・などなど多くの方にお世話になりました。
本当に、皆様どうもありがとうございました。


◆見てもらうことは大事

今回大地窯では一年ぶりの展示会でした。普段工房で大人しくしている器たちも、会場でディスプレイされ、多くの人に見ていただき嬉しそうにしておりました。
そして、コエチ光彦さんの写真があることにより、会場はより重層的に楽しめ、器と写真の双方が互いを引き立て合っているようでした。


最後になりますが、たった3日間の展示でしたが、実り多い展示会となりとても良かったと思います。
場所を提供していただいた「甲州市勝沼ぶどうの丘」の関係者様に心より感謝申し上げます。


お詫び・・
器を買っていただいた方に、大地窯の印をおした紙袋をお渡ししたのですが、その印の朱肉がこすれることが後々分かりました。
本当に申し訳ございませんでした。

by sai
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by oochigama | 2008-07-18 22:23 | 展覧会に向けて
「人と土」展を終えて
一昨日、3日間に渡って行いました「人と土」展が無事終了いたしました。
大勢の方々にお越しいただき大変嬉しく思います。
ありがとうございました。

私は最終日のみ会場におりましたが、本当にいろいろな方に展示を見ていただけ
たなと感じました。
そして、皆さんただ展示をご覧になるだけでなく、こちらに声を掛けてくださったり
して、楽しくお話できたことが何よりも嬉しく印象に残りました。
非常に温かい気持ちになりました。

次回の展覧会は10月に東京の根津にて予定しております。
今回お越しいただいた方、またあいにくのご都合で会場に足を運べなかった方は
ぜひ、10月の展覧会にお越しいただければと思います。

最後になりますが、今回ご協力いただきました関係各位の皆様に
感謝申し上げます。ありがとうございました。また、大地窯スタッフの皆様
本当にお疲れ様でした。

by masa

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by oochigama | 2008-07-15 22:00 | 展覧会に向けて
明日からいよいよ開催です。
どうもこんばんは。ぐずついた天気が続き、梅雨明けが
待ち遠しい今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
当BLOGはこの度なんと1000HITを迎えることができました。
大勢の方にお越しいただき大変嬉しく思います。ありがとうございました。
また、これからも大地窯の活動にご注目いただければと思います。

さて、いよいよ明日から「人と土 展」が始まります。
本日saiさん、コエチさんが会場設営を行いました。
どうもお疲れ様でした。

今回の展覧会ですが、音響にもご注目いただければと思います。
音響は田口製作所製のスピーカーを使用しています。
今回の展覧会に際しご協力いただきました。
ありがとうございました。
田口製作所HP

当日、ご都合で会場にお越しになれない方におかれましては、
ホームページにてコエチさんご撮影の写真コーナーを開設
いたしましたので、そちらでヴェロニカさん、コエチさんの作品
をお楽しみください。
大地窯HP

ご家族・ご友人お誘い併せの上、お越しいただければと思います。
大勢の方にご覧いただけることを祈っています。

by masa
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by oochigama | 2008-07-10 23:45 | 展覧会に向けて
ぶどうの丘周辺にて
みなさま、こんにちは!
暑さも増すこの頃、いかがお過ごしでしょうか?

来る勝沼での展示に向けて、勝沼、甲府のお店や施設などにチラシを配らせていただきました。多くの場所で快くチラシを置かせてくださり、とても有り難く感じております。

勝沼周辺をぐるりぐるりと回り、広がるぶどう畑やいたるところにある果樹園・ワイナリーの景色の穏やかさや美しさ、この風土に生きる人々の優しさをひしひしと感じました。勝沼の景色を眺めると自然と心が安らいでいくようです。
いくつかのワイナリーさんをまわったのですが、どこのワイナリーさんも自分のワインに誇りを持っていて、とても豊かに愉しくワインの魅力を人に伝えていて、たいへん感心してしまいました。そしてどこもオシャレです!さすがワイナリー激戦区、お互いに良い刺激を与えあっているのですね。ワイナリー巡りは、お勧めです。

もちろん、会場である「甲州市勝沼ぶどうの丘」は勝沼ワインの総合局なので、ほとんどの勝沼ワインが揃い、たくさんの中から選ぶことができます。
またぶどうの丘には地下には「ワイン・カーブ」があり、そこで甲州市推奨の170銘柄のワインを、1100円で試飲し放題することが出来ます。お気に入りのワインをじっくり見つけてはいかがでしょうか。

というわけで、なかなか見所の多い勝沼です。
大地窯展の「人と土」はもちろん、周辺施設もいっしょにまわられると、楽しいと思いますよ〜。

写真は鉄釉薬のお椀です。
銀色のマットな釉薬は男性的であり、品があります。
また、釉薬の"鉄"は大地窯の付近で採取したものなんですよ。

by sai

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by oochigama | 2008-06-28 22:45 | 展覧会に向けて
大地窯 展示会のお知らせ!
夏の到来とともに葡萄や桃の実が熟してくる頃、山梨県甲州市勝沼町にて、大地窯の器とコエチ光彦の写真の展示会を開催することが決定いたしました。

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「人と土 展」ー 器 周東来砂・ヴェロニカ / 写真 コエチ光彦 ー

日程:2008年7月11日(金)〜7月13日(日)
時間:10:00〜17:00
会場:甲州市勝沼 ぶどうの丘 美術館1階
  http://www.budounooka.com/index.php

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■展示会の内容

今回の「人と土」展は、山梨県上野原市にある、”大地窯(おおちがま)”をいとなむ、スイス人陶芸家の周東来砂(シュトラッサー)・ヴェロニカの花器やお椀などの器と、写真家のコエチ光彦の、器にまつわる写真の展示いたします。

周東来砂・ヴェロニカの器は、工房付近の土と、北杜市白州町の岩石を用い、
丹念に成形された後、登り窯を用い、薪の炎でじっくりと焼成されて作られます。
土と、炎などのあらゆる自然のエネルギーが結晶となり生まれた器たちと、
その器が作られていく過程や、器の内面に迫るコエチ光彦の写真を、
多くの方に見ていただけたら幸いです。

そして今回、山梨の大地から生まれた器を、幸いにもふるさとの山梨の地で展示できる機会に恵まれました。
会場は、甲州市勝沼町のシンボル的施設と言っても過言ではない、「甲州市勝沼 ぶどうの丘」です。
この機会を活かし、器の源である山梨の土や自然の魅力をお伝えできたらと思っています。

尚、展示会についてのご質問などがございましたら、下記のメールにてご連絡ください。
大地窯メールアドレス: oochigama@excite.co.jp
by sai

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photo:コエチ光彦


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by oochigama | 2008-06-16 19:59 | 展覧会に向けて
粘土採掘記 in白州
 梅雨の真っ只中、皆さんにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
大地窯ではそんな梅雨の中、奇跡的に天候に恵まれ6月7日の土曜日
に山梨県の白州町のミニグランドキャニオンへ粘土採掘に行ってまいり
ました。ここではその様子を紹介したいと思います。

 6月7日は前日までの雨が嘘のように、晴れ晴れと穏やかな天気でした。
朝9時頃に大月ICに集合し、そこから2時間ほどかけて北杜市白州町に
到着しました。白州町にはミニグランドキャニオンと呼ばれる小さな渓谷が
あります。この渓谷は昭和57年の台風で一夜にして出現したという不思
議な所縁があり、地層からは磁器作りにはかかせないカオリナイトが、豊
富に含まれた粘土が採掘できるのです。

 白州町に入りさらに山道を走りいよいよミニグランドキャニオンに到着し
ました。近くの農道に車を止め、川辺に続く茂みに入っていきました。人が
ほとんど立ち入らないのか、道は背の高い草が生い茂っていました。さらに
ブッシュを掻き分け進んでいくと、パッと目の前が開けました。目に入ってき
たのは、川の向こうに反り立った真っ白な壁でした。これがミニグランドキャ
ニオンの正体でした。この真っ白い渓谷は川下までずっと続いていました。
大地窯のある上野原を流れる桂川岸壁をみると黒くゴツゴツとした溶岩の岩
肌が観察できますが、その普段見慣れた真っ黒い渓谷とはあまりに対照的
だったので、私には印象的で幻想的な景色に見えました。

  対岸に粘土が豊富にあるとうことで、川を渡って移動しようとしましたが、
前日までの雨で川が増水していて、渡るのに一苦労でした。川水はひんや
りして冷たく、流れもそこそこ急でした。が、私は結構楽しんでました。
対岸へ着いて、いざ粘土採掘開始かと思いきや、川岸の綺麗な石採取会が
先んじて開始されました。ここでは石英の結晶などが採取でき、それらはヴェ
ロニカさん宅の窓辺の「ギャラリー桟」へ展示されることになりました。
そして、いよいよ粘土採掘へ取り掛かりました。しかし、ヴェロニカさんが粘土
だと言ったものは、私が想像していた粘土とは程遠いものでした。それは土、
というよりは砂でした。白い岩肌から水が湧いており、その周辺は岩が水で侵
食され粘土質になっていました。よくよくその土を観察すると様々な結晶が含ま
れていました。これらが、釉薬を使わずにあれだけの色彩を生み出す源なのだ
なと、自然の恩恵と神秘に感心しました。粘土はヴェロニカさんの指示で次々と
土嚢に入れられ、それを背負子入れて背負い、来た道を戻りました。関係者以外
の人に見られたら、どこかの行商さんと間違えられたことでしょう。

 帰路の中、トランクで揺れる粘土達・・・
一体どんな形に造られ、どんな色に焼き出来上がるのでしょうか。それはヴェロ
ニカさんのみぞ知るといったところでしょうか。いや、窯に入れた後のことは窯を開
けるまで誰にも分かりません。出来上がりは誰にも分からないのです。それが陶芸
の面白さなのかもしれません。窯入れは9月の予定です。今からワクワクしてしまい
ます。

  最後になりますが、粘土採掘にご参加された皆さん本当にお疲れ様でした。
次は岩石図鑑を片手に参加したいです。
by masa
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by oochigama | 2008-06-12 21:54 | 展覧会に向けて