本焼き ~破~
本焼きも2日目に入り、窯焚きの作業にもリズムが出てきました。
役割・休憩の交代もスムーズにいくようになり、窯の温度も順調に上がっていきます。
このまま無事に1200℃まで到達するのを祈るばかり。

しかしこのようにうまく作業が進んでいるのは、陰からのバックアップがあってのこと
だということを言っておかなければなりません。

たびたびこのブログに記事を書いているアシスタントのsaiさんが、
今回朝昼晩の3食を作ってくれたり、休憩の時の準備をしてくださっています。

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毎食栄養のバランスを考えて作られており、普通極度の疲労状態の時はなかなか食欲が出なくなるものですが、そんな状態でもすっと喉を通るようなメニューばかり。
味もしっかりしていて、本当に元気が出ます。
夕方からはsaiさんのお母さんも駆けつけてくれて、料理のボリュームもさらにアップ。

まさに及慈雨、恵みの雨のような存在で、saiさんのサポートが無ければ
誰一人この過酷な作業を続けることは出来なかったと言っても過言ではありません。

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また、近くで林業を営むFさんも手伝いに駆けつけてくれました。

Fさんは、薪を細かく割ってよく燃えるように大きさを調整してくださったのですが、
私がどんなに頑張って斧で叩いても割れない薪を、いとも簡単に真っ二つにしてしまいます。細かい薪を作ってくださったお陰で、温度の調整がかなり楽になりました。

このような強力な援護のお陰で、じわじわ窯の温度は上がっていき、
ソロの木からマツに切り替えてから約19時間経過した9月8日午前1時。
果たして1200℃に到達。

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この温度になると、窯の口を遮っている鉄板は熱で真っ赤に変色し、窯の周りは熱風がうずまく高温地帯になっています。

しかしヴェロニカさんはひるむことなく薪を窯口へ投げ入れ、
じっと炎の色を窺っていました。

そしていよいよ本焼きも佳境。高温を維持して最後の仕上げに入ります。


by shoot
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by oochigama | 2008-09-11 01:21 | 活動コラム
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