展覧会のその後
皆さまこんばんは。
夏の暑さが去り、涼しさが増してきました。すっかり秋
を感じる今日この頃です。いかがお過ごしでしょうか。

さて、6月の展覧会を終え、作品の売り上げの5%を
東日本大震災遺児等支援義援金として南相馬市に寄付させていただき
ましたので、ここにご報告させていただきます。
改めてご来場いただきました皆様に感謝申し上げます。

震災から2年と半年が経過しました。
震災の記憶は日々、風化しているといってもいいでしょう。
私自身、あの時の衝撃や恐怖は遠い過去のものになりつつあります。
時の流れの中で、記憶が失われていくのは、自然の摂理かもしれません。
しかし、ヴェロニカさんは震災以降、その流れに抗うように
霧と消えていく記憶を寄せ集めては粘土に込め、器を作り続けている
ように思えます。

震災以降、「野花」というヴェロニカさんの言葉をよく目に耳にするように
なりました。「野花 咲き続けてほしい」というイベントや今回の作品にも
「野花」をモチーフにした作品が展示されました。
その思いは、ご本人にはまだ話を伺えていませんが、震災以降、私たちの知っている
「野花」が息をひそめ、失われつつあり、ヴェロニカさんは作陶を通して、
それらをよみがえらせ、人間の生きる世界の再生を目指すことにあるのでは
ないかと考えられます。
それは、今回ヴェロニカさんが展覧会に寄せた文章の中からも断片的に
読みとることができるでしょう。

先日、ヴェロニカさんと電話でお話しする機会があり、今回の作陶を通して、
窯焚きの技術はまだ発展の余地があることをお話しいただきました。
飽くなき挑戦に私も心が湧き上がりました。
この挑戦の続きをぜひ見てみたいと思います。

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by masa
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by oochigama | 2013-09-18 23:13 | 活動コラム
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