森と動物と人と
6月に入り、いたるところで紫陽花が目に付く季節となりましたが、皆様いかがおすごしでしょうか。

大分更新の間が開きましたが、大地窯では5月、6月と本格的に作陶の作業が開始されました。
今年の窯炊きは、今のところ10月の中旬からを予定してまして、それを目標に連日創作活動が続いています。

さて、1ヵ月半ほど前になりますが、2006年の展示会以来お世話になっている曼珠苑へご挨拶のあと、深大寺のお蕎麦屋へ行き、そこで今年より始める森林育成に関する活動について話をしました。
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これはヴェロニカさんが作陶を始めた頃から考えていたことで、土や木などを使い出来上がった作品を売ったお金の一部を、土や木のために使いたいという思いがあり、今年からその具体的な活動を開始することになりました。

とはいうものの、このような森林育成の方法には様々なアプローチがあり、また成果を出すにも非常に長い時間がかかるでしょう。活動の形態をどのようにするのか、大地窯とは別のNPO団体を創設してはどうかなど、たくさんの意見が出ましたが、最初から多くのことを目標に掲げるとどれも立ち行かなくなる可能性もあるので、まずは自分たちのできる範囲でやろうということになりました。

具体的には、大地窯周りの山林を少しずつ整えようという活動です。
現在、大地窯周辺の森は針葉樹が中心で、その地域に住んでいる動物が住みにくい森になっています。熊や猪は餌となる木の実が少ないため、食べ物を求めて人里に下りてきて人間に遭遇することもしばしばです。
これを本来あるべき姿、つまり動物たちの住みやすい原生林に戻すことにより、人間と動物が共存できる環境が再び戻ってきます。
そのために、自分たちの足元を固めて徐々にこの運動を広げていきたいなと考えています。

この活動が今後どのようになっていくかわかりませんが、「みんなが人と自然との関係をもう一度考え直し、より良い方向へ向かうきかっけとなるように、作陶活動とともに続けていきたい」とヴェロニカさんは話していました。

by shoot
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by oochigama | 2009-06-01 00:00 | 活動コラム
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